ミズアブが地球を救う

- 13の理由から探る

ミズアブが実現する社会とは

「虫」が好きな人も、嫌いな人も。
「なぜ今、ミズアブなのか」がわかります。

アメリカミズアブとは。

アメリカミズアブ(Hermetia illucens)は、ミズアブ科に属し、世界中に広範に分布するハエの一種です。

(以下、簡便のため、アメリカミズアブのことを指して「ミズアブ」と呼びます。)


ミズアブにはいくつか特徴があります。

まず、その最たるものが「感染症を媒介しない」ということ。
イエバエなどの普通のハエとはここが大きく異なるところ。

加えて、ミズアブの幼虫はミミズと同様、生ゴミを分解し、土に戻すことができます。

また、ミズアブの一生は非常に効率的。
産まれた卵は4日とせずに孵化し、すぐに生ゴミを食べ始めます。

幼虫は生ゴミを食べ続けたのちに、蛹、成虫となり、また卵を産む。
1サイクルは、45日ほどで完結します。

なぜ、ミズアブなのか?
その疑問にお答えします。

生ゴミを栄養豊富な飼料へ

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ミズアブの幼虫の仕事はただ一つ。

生ゴミを、食べる。食べる。
そして、食べる。

その量、なんと、1日に自分の体重の2倍。

このペースで食べ続けること約18日。

蛹になる頃には、43%をタンパク質が占め、カルシウムなどが豊富に含まれた「エネルギーの塊」へと成長、優良な飼料となります。

生ゴミを非常に高いエネルギー効率で、飼料へと変える。

そんな食品リサイクルの理想的な媒介こそが、ミズアブの幼虫です。

感染症を媒介しない


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ミズアブの幼虫は、衛生面で非常に安全な飼料です。

牛肉や豚肉と同じく、食用としても十分安全なほど。

というのも、ミズアブ幼虫は、生ゴミを分解する際に、そこに含まれる全てのバクテリアを死滅させます。

そのため、我々が普段食している牛肉や豚肉などを、品質を担保しながら生産するのに比べ、非常に手軽に、衛生的なタンパク質を得ることができるのです。

謝辞

この内容は、デンマークCrickster社が運営するブログを、同社からの許可を得て日本語に訳し、適宜改変を加えて掲載したものです。掲載元のブログ記事に関してはこちらからご覧になれます。内容の適宜改変、写真の転載をも快く許可してくれた同社の好意と友情についてここに深い感謝の念を表します。

Thanks a lot for team CRICKSTER, especially Martin.